ハピネスな会社、そして社会をつくる 人財育成

取り組みテーマと⽅針

テーマ

人財育成

4.質の高い教育をみんなに
方針 社員の幸福を会社業績拡大につなげる人財マネジメントを人事戦略として取り組んできました。
これまで培ってきた社員ハピネスを土台とし、今後は「変異」を起こす人財の育成と組織のエンパワーメント向上を掲げ各種施策を実施していきます。
これらを通じて社員一人ひとりが社会課題に向き合い、主体的な考え・判断・行動によってさまざまな好循環を生み出していく力を身につける必要があり、社員と当社グループがともに持続的に成長することで中長期ビジョン『循環創造企業へ』を実現します。
2020年度の主な実績・成果

「RL Academy」の構築

リコーリースグループが中期経営計画で掲げる「個を中心に据えた経営」には、これまで培ってきた人財力に加え、異なる力が社員に求められます。社員一人ひとりが社会課題に向き合い、主体的な考え・判断・行動によってさまざまな好循環を生み出していく力を身につける必要があり、社員と当社がともに持続的に成長することで中長期ビジョン「循環創造企業へ」を実現します。当社では、人財育成プログラム「RL Academy」を構築し、その実現を目指しています。
RL Academyでは、「あるべき姿×社員×RL Academy」をコンセプトに学びの場を提供することで、社員の主体的なキャリア形成に資することを狙いとしています。
また、同プログラムから階層ごとに「あるべき姿」を示すことで、同プログラムが羅針盤となり、社員が「あるべき姿」に向かうサポートをしていきます。

人材開発プログラム

次世代経営人財の育成

次世代経営人財の育成を目的とした「リコーリーストップタレント(RLTT)プログラム」の運用によりサクセッションプランの議論を進めるほか、母集団となるRLTTメンバーへの意図的な経験(スキルインプット、異動・抜擢)の機会を提供しています。また、同プログラム内コンテンツとして「RLみらい塾」を開催しています。「RLみらい塾」は次世代経営人財の育成を目的に、社長の中村を塾長として月1回の頻度で開催し、経営層や外部有識者を講師に迎え、レクチャーとインタラクティブコミュニケーションにより、次世代リーダーに必要となる知見を広げています。

「RLみらい塾」の受講風景

階層別研修

社員が自身の業務を主体的に考え、判断し、行動につなげることができるよう、課題解決に資する思考系のプログラムを提供しています。新入社員からアシスタントマネージャーまでの若手社員を対象に導入し、ボトムアップで課題解決の推進を図ります。自身の思考、行動、習慣に働きかけ改善を図っていくプログラムや実践に落とし込みやすいコンテンツなどを階層にあわせたレベルでプログラム設定し、提供しています。
新入社員研修で学ぶロジカルライティングから始まり、次にロジカルシンキングを学ぶことで、問題解決力のベースをつくり、実務を通して問題解決力を鍛えながら習得できる設計にしています。これまでの学びの発展系として既存の枠にとらわれない創造力につながるデザインシンキングを学び、実践への接続をつくります。最終的には「7つの習慣®」のフレームを学び、フレームワークを活用しながら成長するために計画的に学べるよう生産性の高い時間のつくり方と使い方を身に着け、なりたい自分の実現やリーダーとしての成長を実現します。

階層別研修のプログラム

新卒採用と育成システムの確立

当社は、採用段階から入社後の育成システム(自立型人財育成システム)が一体となった新卒採用活動を目指しています。そのため、予め当社が求める人財像を明確に設定し、一次選考から対話を重視した選考スタイルにより学生のポテンシャルを見極めています。また、採用は会社全体で取り組むという考えのもと、多くの社員がインターンシップや座談会、OB・OG訪問などに関わることで、学生自身が働くイメージや将来像を具体的に持ち、入社前の認識とギャップのない就業を可能とすることを目指しています。

求める人財像。旺盛な好奇心と向上心。高い目標・課題を達成したいという想い。他者と信頼関係が構築できる。自ら考え、自ら行動し新たな「機会」を創る。粘り強く、やり遂げる。論理的思考、独自の視点・価値観。セルフコントロール。