ESGデータ 環境データ

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環境データ

単位 2022年度 2023年度 備考(対象範囲、集計方法)
環境関連法令違反 0 0
GHG(CO2)排出量 合計 t-CO2 1,008,152 1,012,243
スコープ1 t-CO2 276 331
スコープ2 t-CO2 189 211
スコープ3 t-CO2 1,007,687 1,011,701
GHG(CO2)排出量:原単位 スコープ1+2 1.56 1.75 売上高10億円あたり
スコープ3 3.37 3.28 売上高百万円あたり
廃棄物排出量 t 324.9 321.5 RLグループ
廃棄物排出量:原単位 1.09 1.04 売上高10億円あたり
有価物を除いた廃棄物排出量 t 182.3 127.4 RLグループ
廃棄物のリサイクル率 % 92.6 93.7 RL単体
水使用量 m3 5,160 6,277 テクノレントのみ含む16拠点
水使用量:原単位 17.26 20.36 売上高10億円あたり
紙使用量 万枚 628.5 630.2 RLグループ
GHG(CO2)排出量
スコープ3各カテゴリの排出量
Cat1 t-CO2 737,697 715,467
Cat13 t-CO2 258,617 254,609
リコー製品リース終了物件のリサイクル率 % 99.8 99.9
リコー製品以外の物件リサイクル率 % 86.2 85.7

2023年度の環境⽬標と実績 対象範囲:リコーリース株式会社

2023年度のCO2排出量削減目標(730t-CO2)はエコカーの導入により燃費が改善し、省エネ活動により電気使用量を抑制できた結果、達成となりました。一方、省資源については、オフィスの移転などを要因に、廃棄物、紙の購入量ともに増加し、 目標に対して未達となりました。

環境目的 環境目標 KPI 目標値 2023年度実績
事業活動における環境負荷低減 省エネルギーの推進 CO2排出量 730t-CO2 720.7t-CO2
電気使用量 708,000kWh以下 700,669kwh
空調使用時間 昼間:84,000 時間
夜間・休日:2,000 時間
昼間:90,138 時間
夜間・休日:2,016時間
ガソリン使用量 120㎘以下 111.5㎘
燃費改善 22.0km/ℓ 21.2km/ℓ
省資源 廃棄物量 30t以下 35t
紙の購入量削減
削減率
390万枚以下
20.0%以上
417万枚
20.3%
3Rの推進 リース資産の適切な回収 物件回収率 74%以上 71.8%

環境会計

当社グループは環境経営を推進していくため、環境会計を算出し、環境保全活動の費⽤対効果を分析しています。分析結果は環境経営の意思決定等に活⽤しています。
対象期間:2023年4月1日~2024年3月31日 集計範囲:リコーリース株式会社、テクノレント株式会社、エンプラス株式会社

1.環境保全コスト

エコカー導入やパソコン入れ替えによる事業エリア内コストの増加、および回収活動の強化によるリース終了機器の回収費用で上・下流コストが増加し、環境費用は前年比45百万円増の635百万円となりました。

分類 2022年度 2023年度
環境投資 環境費用 主な取り組み内容 環境投資 環境費用
1.事業エリア内コスト 17.81 10.65 - 10.53 12.12
(1)地球環境保全コスト 16.88 9.46 省エネ(パソコン入替など) 9.65 11.07
(2)資源循環コスト 0.93 1.19 省資源化(用紙削減など) 0.88 1.05
2.上・下流コスト 0.00 503.89 リース終了機器の回収費・処理費など 0.00 541.02
3.管理活動コスト 0.00 66.39 環境活動コスト、統合報告書の制作費、EMS審査費用など 0.00 72.05
4.社会活動コスト 0.00 9.92 緑の募金など 0.00 9.89
5.環境損傷対応コスト 0.00 0.00 - 0.00 0.00
合計 17.81 590.85 - 10.53 635.08

2.環境保全効果

営業活動が活発化したことやグループ会社が増えたことでエネルギー量が増加するも、再生可能エネルギー由来の排出権で相殺することで、前年比23.0t-CO2削減となりました。

項目 2022年度 2023年度
環境負荷削減量 環境負荷削減量
CO2排出量(t-CO2) 299.1 23.0
NOX排出量(t) 0.045 0.048
廃棄物最終処分量(t)(テクノレント除く) △ 0.25 0.04
用紙削減枚数(対前年度差:万枚) △ 22.19 △ 2.38

3.経済効果

電気、ガソリンなどの省エネルギーによる地球環境保全効果は184万円を計上。紙の両面・集約印刷を利用して削減できた量を計上する資源循環効果は49万円を計上し、事業エリア内経済効果は前年比222万円増となりました。

分類 2022年度 2023年度
金額効果 主な取り組み内容 環境投資
1.事業エリア内コスト 0.11 - 2.33
(1)地球環境保全コスト △ 0.56 省エネ(ガソリン、電気の削減など) 1.84
(2)資源循環コスト 0.67 省資源化(用紙削減など) 0.49
2.上・下流コスト 6,253.7 リース終了機器の売却売上など 6,260.8
3.管理活動コスト 0.00 - 0.00
4.社会活動コスト 0.00 - 0.00
5.環境損傷対応コスト 0.00 - 0.00
合計 6,253.8 - 6,263.1

4.環境負荷

2.環境保全効果の通りです。

  • 事務所移転・新設時等に廃棄物が増加
項目 2022年度 2023年度
総量 総量
CO2排出量(t-CO2) 465.0 542.0
NOX排出量(t) 1.31 1.26
廃棄物最終処分量(t)(テクノレント除く) 2.27 2.23
用紙使用量(万枚) 619.61 630.23
廃棄物排出量(t) 320.44 345.16
うち、一般廃棄物(t) 33.02 39.46
うち、産業廃棄物(t) 287.42 305.7

5.環境経営指標

2023年度の環境収益率は3R強化による上・下流コストが増加したことで、前年度微減となりました。

指標 2022年度 2023年度
環境収益率:経済効果 / 環境保全コスト 10.58 9.96

環境経営度評価システム

当社は、独自の環境経営度評価システムによって、自社の環境経営をさまざまな角度から点検しています。この仕組みは、事業を通じた環境貢献や環境負荷に対する「自らの位置づけを知る」ためのツールとして、中長期の環境目標や年度方針の策定に活用しています。2023年度は右記の結果となりました。

②製品系はリース物件回収率が前年比3.4%増により、ポイントアップしました。また、④グリーン事業は太陽光発電事業などの環境関連の契約実行高が増加し、1.3ポイントアップしています。一方③オフィス系の取り組みはCO2排出量は削減されたものの、営業活動が活発化したことなどにより廃棄物が増加したことでポイントダウンとなりました。

この結果を踏まえ、2023年度は、引き続き事業を通じた環境への貢献を目的に、④グリーン事業にあたる環境関連の契約実行高拡大を目指すとともに、③オフィス系の取り組みである廃棄物削減に努めていきます。

2023年度環境経営度評価結果

2023年度環境経営度評価結果のレーダー図
2023年環境経営度総合得点率85.6%