豊かな暮らしをつくる コミュニティとの協働・連携

取り組みテーマと⽅針

テーマ

コミュニティとの協働・連携

3 すべての人に健康と福祉を、11 住み続けられるまちづくりを、15 陸の豊かさも守ろう、17 パートナーシップで目標を達成しよう
方針 社会は企業の存⽴基盤であり、企業が社会の経済的・社会的発展に貢献することは当然の責務です。リコーリースグループは、経営理念および中⻑期ビジョンの実現を⽬指し、地球環境保全、社会・経済の発展、次世代育成、⽂化の向上、災害復興⽀援など社会的な課題解決に向けて活動または活動の⽀援を⾏うことで、豊かな未来づくりに貢献することを⽬的に、社会貢献活動に取り組みます。

社会貢献活動への積極的な参加

豊かな未来積⽴⾦制度

当社グループは、持続可能な地球社会の発展に向けて継続的に貢献することを⽬的に「豊かな未来積⽴⾦」制度を活⽤し、2022年度は3,722万円の寄付を実施しました。

制度概要

本制度は、決算期ごとに当期純利益の額から年間配当額を差し引いた額の1%を積み⽴て、当社グループの経営理念・中⻑期ビジョン実現を⽬指した寄付や協賛、および地震や気候変動などを原因とする⾃然災害への⽀援を⽬的としております。決算期ごとに積み⽴てを⾏うことで、業績に左右されずに継続的かつ機動的な寄付が可能になります。なお、今年度も本制度を活⽤し寄付を実施いたします。
当社は、「私達らしい⾦融・サービスで豊かな未来への架け橋となります」という経営理念および中⻑期ビジョン『循環創造企業へ』の実現を⽬指し、地球環境保全、社会・経済の発展、次世代育成、⽂化の向上、災害復興⽀援など社会的な課題解決に向けた活動の⽀援を⾏うことにより、SDGs達成への貢献など、当社グループが⽬指す豊かな未来づくりを引き続き推進してまいります。

豊かな未来積立金制度イメージ

「豊かな未来積⽴⾦」制度の3種類の寄付の仕組み

「循環創造型寄付、SDGs貢献型寄付」 当社の中⻑期ビジョンの実現や、SDGs達成への貢献を⽬指し、社会課題の解決を⽬的とした寄付先を選定し寄付を実施
「株主優待連動型寄付・協賛等」 株主優待の利⽤額に応じた寄付を実施するもので、団体の推薦や選定には当社の社員も携わり、株主や社員などのステークホルダーと連携して社会貢献につながる寄付を実施
「地震や気候変動等を原因とする⾃然災害への機動的な寄付」 ⾃然災害に対する復興⽀援を⽬的に寄付を実施

2022年度寄付実績(順不同)

「循環創造型寄付、SDGs貢献型寄付」 寄付額:1,800万円

  • 公益財団法⼈ ⽇本財団
  • 公益社団法⼈ セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
  • 認定特定⾮営利活動法⼈ ジャパンハート
  • 公益財団法⼈ 地球環境戦略研究機関
  • 公益信託 経団連⾃然保護基⾦
  • 公益財団法⼈ ⽇本パラスポーツ協会

「株主優待連動型寄付・協賛等」 寄付額:722万円

  • 公益財団法⼈ ⽇本パラスポーツ協会
  • 公益財団法⼈ 東京都農林⽔産振興財団
  • ⼀般社団法⼈ ⽇本⺟乳バンク協会
  • ⼀般社団法⼈ ⽇本障がい者サッカー連盟
  • 認定特定⾮営利活動法⼈ Oceanʼs Love
  • いろえんぴつプロジェクト
  • 特定⾮営利活動法⼈ じぶん未来クラブ
  • 特定⾮営利活動法⼈ いちかわ市⺠⽂化ネットワーク
  • 公益財団法⼈ ⽇本野⿃の会
  • 認定特定⾮営利活動法⼈ ファミリーハウス
  • 特定⾮営利活動法⼈ キーパーソン 21
  • 特定⾮営利活動法⼈ 地球船クラブ エコミラ江東
  • 特定⾮営利活動法⼈ ⽇本タンゴセラピー協会
  • 社会福祉法⼈ おあしす福祉会 ピアワーク・オアシス
  • リコー社会貢献クラブ FreeWill

「地震や気候変動等を原因とする⾃然災害への機動的な寄付」 寄付額:1,200万円

  • 令和4年8⽉3⽇からの⼤⾬災害義援⾦
  • 令和4年台⾵15号災害義援⾦

地域に根ざした社会貢献の実施

社員⼀⼈ひとりが企業市⺠の⼀員としての責任を⾃覚し、地域社会や市⺠活動への参画・⽀援を通して、地域活性化を⽬指しています。

緑化活動

2023年11⽉11⽇、「花粉の少ない森づくり運動」(以下、本運動)に社⻑の中村をはじめ当社役員・社員とその家族の総勢33名で参加し、森林整備活動を⾏いました。
本運動は、公益財団法⼈東京都農林⽔産振興財団(以下、本振興財団)と東京都が連携して花粉を多く発⽣させている多摩地域のスギ・ヒノキ林を伐採し、花粉の少ないスギ(従来のスギと⽐較して花粉の数が約1/100)などに植え替える活動です。
当社では、⽣物多様性活動として2005年から「富⼠⼭・緑の募⾦の森(国有地)」において、森林の緑化活動を実施してまいりました。2022年より、新たな活動場所として、本振興財団と東京都による「花粉の少ない森づくり運動」へ賛同し、協賛によって森林整備を⾏う「企業の森」協定を締結して10年間の活動を開始しました。当該期間の森林整備費相当額は、当社の「豊かな未来積⽴⾦」制度を活⽤し、寄付しております。
当⽇は、秋晴れのもと、役員・社員とその家族が、当社グループの森林整備区画「リコーリースグループ豊かな未来への森」で2年⽬の補植作業および誤伐防⽌のためのテープ貼り作業を⾏いました。
当社グループは、今後もサステナビリティ経営の推進により、中⻑期ビジョン『循環創造企業へ』の実現を⽬指し、豊かな未来づくりのための社会貢献活動に取り組んでまいります。

森林整備の写真
森林整備の写真

地域の小学生向けに「発電教室」を開催

10⽉17⽇、⽔⼾市⽴鯉淵⼩学校と、⽔⼾市鯉淵町の⾃社太陽光発電所にて「発電教室」を開催いたしました。
⼦どもたちが再⽣可能エネルギーを楽しく学び、⾝近に感じていただくことを⽬的として毎年開催しており、今年は⽔⼾市⽴鯉淵⼩学校の5年⽣42名が参加されました。
発電教室では当社社員が講師となり、地球温暖化問題やその対策としての再⽣可能エネルギーの活⽤についての説明を⾏いました。次に、SDGsかるたを⽤いて、SDGs達成のための具体的なアクションを学びました。
その後、当社が保有する鯉淵町第⼀、第⼆、第三太陽光発電所へ移動し、発電所内で太陽光パネルやパワーコンディショナーなどの発電設備を⾒学しました。当社は、太陽光発電事業をはじめとする再⽣可能エネルギーへの取り組みを通じ、未来を担う⼦どもたちに環境保全の⼤切さを伝えながら、今後も当社グループがマテリアリティの⼀つとして掲げる「クリーンな地球環境をつくる」の実現を⽬指してまいります。

発電教室の写真
発電教室の写真