中期経営計画

2020~2022年度 中期経営計画

リコーリースの目指す姿

  • 循環創造企業へ

当社グループは、「個を中心に据えた経営」で環境・社会・経済における良い循環を創造し豊かな未来への架け橋となる、『循環創造企業へ』を中長期ビジョンに掲げました。「循環」という言葉からは、サーキュラーエコノミーが連想されやすいと思いますが、それだけではありません。たとえば、リースは「モノの循環」、人との間には「ありがとうの循環」、地域社会における子どもと高齢者の交流は「世代間の循環」と捉えることができます。

「個を中心に据えた経営」で環境・社会・経済における良い循環を創造し、豊かな未来への架け橋となる

また、当社グループはメーカーのように固有の技術があるわけではなく、価値の源泉となるのは人財です。人財こそが一番の強みであるからこそ「個を中心に据えた経営」という方針を掲げました。社員一人ひとりが社会課題に向き合い、主体的な考え・判断・行動によって、さまざまな好循環を生み出し、その総和により持続的な成長をすることで、循環社会の実現を目指していきたいと考えています。

新事業ドメイン

既存ビジネス強化と新規ビジネス創出により、事業活動を通じた社会的課題解決を図ります。

  • E

    環境循環

    適正な環境循環・環境再生への貢献

    サブドメイン
    • エネルギー(創エネ・省エネ)
    • 3R(リデュース、リユース、リサイクル)
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  • S

    ソーシャル&コミュニティ

    多様なお客様に安心・安全な「住まう」、「暮らす」環境を実現し、豊かで活発な地域社会の創生に貢献

    サブドメイン
    • ヘルスケア&ウェルネス
    • レジデンス&ライフサポート
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  • G

    ビジネス&ガバナンス

    社会が持続的成長をするための「働く」、「商う」、「作る」経済活動への貢献

    サブドメイン
    • ワーク&コマース
    • インダストリー&インフラストラクチャー
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目指す姿の実現のための戦略図

中期経営計画戦略図

新たに定義した事業ドメイン「E」「S」「G」と、事業戦略をリンクさせている点が特徴です。「E」は環境循環、環境再生への貢献、「S」はソーシャル&コミュニティ。「住まう」、「暮らす」環境を実現し、豊かで活発な地域社会の創生に貢献していきます。また「G」は企業統治だけでなく、ビジネス&ガバナンスとして、「働く」、「商う」、「作る」といった経済活動への貢献を意味しています。

「環境循環」や「住まう、暮らす環境の創造」「ベンダーリースの更なる進化」は、まさに循環型のビジネスモデルであり、当社グループとして取り組むべき目標です。また「みずほリース株式会社との提携」は互いの異なる事業領域を掛け合わせ、両社のシナジーが期待できる提携を目指します。

一方、これまで同様リコーグループとしての強みは活かしつつも、より独自の戦略を打ち出し、その他さまざまな会社への投資やアライアンスを進めていきます。中でもフィンテックなどに代表されるテック化は積極的に推進していきたいテーマの一つです。スタートアップ企業とも手を組み、単なる媒介者としてではなく、事業の当事者になっていきたいと考えています。

組織能力強化としては、新しい基幹システムの開発に着手しています。効率化はもちろんのこと、業務品質を今以上に高める仕組みを構築し、新しいビジネスに迅速かつ柔軟に対応できるIT基盤となることを期待しています。
そして、やはり「人財」です。社員が幸福を感じていなければ、仕事におけるやりがいは生まれず、長期的なパフォーマンスにつながりません。社員一人ひとりが幸福になり、最大のパフォーマンスを発揮できるように人財マネジメントを強化していきます。強い企業へと成長するために必要な人財への投資を継続し、ダイバーシティ&インクルージョンも引き続き推進していきます。

また組織面では、今年度より監査等委員会設置会社への移行を果たし、より迅速かつ機動的な経営体制の構築によってコーポレート・ガバナンス体制の充実を図る他、新たにサステナビリティ委員会を発足させました。委員会ではサステナビリティ課題を組織横断的に検討・議論するとともに、その内容を取締役会に報告し、議論される体制を整えました。この体制を基盤にサステナビリティ経営を一層加速させていきます。

事業成長戦略

事業成長戦略 施策
1

ベンダーリースの更なる進化と顧客提供価値の強化

8.働きがいも経済成長も 9.産業と技術革新の基盤を作ろう 11.住み続けられるまちづくりを 17.パートナーシップで目標を達成しよう
  • 更なるベンダー支援機能の充実
  • 顧客向けポータル構築による提供価値の強化
  • 資産の更なる優良化のための施策の展開
2

安心・安全・快適な「住まう」、「暮らす」環境の創造

3.すべての人に健康と福祉を 7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに 8.働きがいも経済成長も 9.産業と技術革新の基盤を作ろう 11.住み続けられるまちづくりを 17.パートナーシップで目標を達成しよう
  • 住宅賃貸事業+周辺サービスによる地域社会再生への貢献
  • 外部環境に合わせた多様なローンの提供
  • ヘルスケア&ウェルネス分野のソリューション営業の強化
3

環境循環に根ざしたクリーンな地球環境への貢献

7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに 9.産業と技術革新の基盤を作ろう 12.つくる責任、つかう責任 13.気候変動に具体的な対策を 17.パートナーシップで目標を達成しよう
  • 再生可能エネルギー分野でのファイナンス提供と発電事業投資
  • 環境循環・環境負荷低減に資する3Rの強化
4

新たな事業領域の開拓とビジネスモデルの創造

7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに 9.産業と技術革新の基盤を作ろう 11.住み続けられるまちづくりを 17.パートナーシップで目標を達成しよう
  • ファイナンス手法の多様化による新分野の開拓
  • 出資先・提携先との協働による新規ビジネスの創出
  • 「E・S・G」にフォーカスした事業投資
  • 海外へのチャレンジ
5

レンタル事業の再構築

9.産業と技術革新の基盤を作ろう 11.住み続けられるまちづくりを 12.つくる責任、つかう責任 13.気候変動に具体的な対策を 17.パートナーシップで目標を達成しよう
  • リコーグループとの協業によるレンタル事業の拡大
  • ICT分野の取り組み拡大
  • 新しいレンタルサービスの展開
6

アセットに拠らないビジネスの拡大

9.産業と技術革新の基盤を作ろう 11.住み続けられるまちづくりを 17. パートナーシップで目標を達成しよう
  • 既存商品での新分野開拓の強化
  • 社会・お客様の期待や要望に応えるサービスの開発
7

みずほリースとの提携による事業拡大

17. パートナーシップで目標を達成しよう
  • 既存事業の強化および新たな事業機会の創出

組織能力強化戦略

組織能力強化戦略 施策
1

高品質・高効率化を追求する基幹システムおよび業務体制の構築

8.働きがいも経済成長も
  • 新基幹システムの構築
  • 標準化・自動化による業務効率の推進と品質の改善
  • 審査・与信機能改革(仕組みとAI活用)
2

社員の幸福を会社業績拡大につなげる人財マネジメント

3.すべての人に健康と福祉を 4.質の高い教育をみんなに 5.ジェンダー平等を実現しよう 8.働きがいも経済成長も 10.人や国の不平等をなくそう
  • 社員の幸福(ハピネス)向上のための施策の展開
  • ダイバーシティ&インクルージョンの継続推進
  • 事業成長実現のための人材獲得と育成
3 ガバナンス強化
  • 企業価値向上のための施策展開
  • 内部統制・内部監査の充実

経営目標

2019年度実績と2022年度目標
  • 債権流動化などの控除前残高

長期的な成長イメージ

長期指標(2030年)営業利益300億円以上、ROA1.3%、ROE8%、一人当たり生産性1.4倍、配当性向35%

  • ノンアセット事業を中心とした新規事業の発掘、構築
  • サービス事業インべストメント事業を第二第三の柱へ
  • 事業成長を確実に実現する人財とインフラの強化
  • 経営理念実現のためのサステナビリティ経営の継続促進
  • 利益拡大イメージ
長期的な成長イメージ図

株主還元方針

中長期的に安定した株主還元を基本方針とし、持続的な成長と適正な資本構成および財務体質の強化を図りながら、着実に株主還元を進めます。

11/3期から23/3期までの年間配当金と配当性向のグラフ

中期経営計画説明資料

更新日:2020年12月25日
中期経営計画の詳細は下記の資料をご覧ください。