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冬の太陽光発電の発電量低下は雪?故障?見分ける方法【監視カメラ・遠隔監視装置・発電分析活用】

2025.12.26

冬の太陽光発電の発電量低下は雪?故障?見分ける方法【監視カメラ・遠隔監視装置・発電分析活用】

冬になると「太陽光発電の発電量が急に減った…これって雪のせい?それとも何か故障?」と不安に感じる事業者様は少なくありません。発電量の低下は売電収入に直結するため、その原因をいち早く特定し、適切な対策を講じることが重要です。この記事では、冬の太陽光発電で起こりやすい発電量低下の原因を「一時的な要因」と「設備的な要因」に分け、それぞれの見分け方と具体的な対策を解説します。特に、監視カメラ遠隔監視装置といったツールをどのように活用すれば良いのか、具体的なメリットと併せてご紹介します。

第1章:冬の太陽光発電で発電量が低下する主な原因


冬は、他の季節に比べて太陽光発電の発電量が低下しやすい時期です。その原因は大きく分けて「一時的なもの」と「設備的なもの」の2つがあります。

1-1. 一時的なもの:積雪・凍結・日照時間の短縮

冬の発電量低下の最も一般的な原因は、気象条件による一時的なものです。

・積雪・凍結: 太陽光パネルの表面に雪が積もったり、霜や氷が付着したりすると、太陽光がパネルに届かなくなり、発電量が大幅に低下します。特に、パネルの一部に雪が残るだけでも、回路全体に影響を及ぼす「ホットスポット現象」を引き起こし、発電効率が大きく落ちることがあります。

・太陽高度の低下・日照時間の短縮: 冬は太陽の高度が低くなり、日照時間も短くなります。これにより、パネルが受け取る日射量自体が少なくなるため、発電量が減少します。

・日射量の影響: 冬は夏に比べて冬は夏に比べて日照時間が短いため、発電量が減少します。

参考)発電所の例

太陽光 雪

1-2. 設備的なもの:故障・不具合

一時的な気象条件だけでなく、設備自体の故障や不具合が発電量低下の原因となることもあります。

・パワーコンディショナ(PCS)の故障: 太陽光パネルで発電された直流電力を家庭や電力会社で使える交流電力に変換する重要な機器です。エラー表示が出ている、異音がする、あるいは全く稼働していない場合は、PCSの故障が疑われます。冬の厳しい寒さが、機器に負荷をかけることもあります。

・太陽光パネルの故障:

ホットスポット: パネルの一部が異常に発熱し、回路に負荷がかかる現象です。積雪や汚れが原因で起こることもありますが、パネル自体の初期不良や経年劣化でも発生します。

クラック(ひび割れ): パネル表面のガラスにひびが入ると、内部に水分が侵入し、発電効率の低下やショートの原因になります。積雪荷重や氷の膨張、鳥害などが原因となることもあります。

接続箱・ケーブルの不具合: 接続箱内部の配線の緩みや劣化、ケーブルの断線、動物(ネズミなど)によるケーブルの損傷なども、発電量低下の原因となります。

その他: ブレーカーの落ち、スマートメーターの不具合なども稀に考えられます。

第2章:発電量低下が「一時的な要因」か「設備的な要因」かを見分ける方法


発電量低下の原因が一時的な要因なのか、設備的な要因なのかを見分けるためには、効果的なツールをご紹介します。

2-1.【効果的なツール】遠隔監視装置の活用

1.発電量の推移を確認する:

日次・週次データ: 過去のデータと比較し、発電量が急激に低下したのか、それとも徐々に低下しているのかを確認します。周辺の発電所や過去の同時期のデータと比較できるとなお良いでしょう。

・天候回復後の状況: 雪が溶けたり、晴天が続いたりしても発電量が回復しない場合は、設備故障の可能性が高まります。

2.アラート確認を行う:

エラー表示:エラーが出ていないか運転状況ランプが正常かを確認します。エラー表示によっては設備交渉か否かの判断ができます。

 

2-2. 【効果的なツール】監視カメラの活用

現地駆け付けが難しい場合、状況把握に監視カメラは非常に有効なツールとなります。

・パネル表面のリアルタイム監視: 遠隔地からでもパネルの積雪状況を即座に確認できます。これにより、「雪」が原因であるかを判断しやすくなります。

・周辺環境: 周囲に影を落とす新たな障害物(建設中の建物、伸びた樹木など)がないか確認します。

・トラブル発生時の状況把握: パネルの損傷や動物による被害など、物理的トラブルも映像で確認できる場合があります。

・早期の状況証拠確保: 予期せぬトラブル発生時にも、映像記録が原因究明や保険申請の重要な証拠となり得ます。

・訪問コストの削減: 積雪が原因だと分かっていれば、安易な駆け付けを避け、不要なコストを削減できます。

2-3. 【その他ツールの活用】発電分析の活用

遠隔監視装置上でも監視カメラでも原因が不明な場合、リコーリースの発電分析の活用をおすすめいたします。発電所の規模や仕様をお伺いし、現状の発電量が適正かを分析します。当社の発電分析レポートは実際の⽇射量を元に解析を⾏う独⾃の技術を採用しています。ソーラーアシストの発電分析は特許技術を⽤いています。
特許番号 : 特許第7026279号

参考)

 

 

まとめ


冬の太陽光発電における発電量低下は、事業主にとって頭の痛い問題です。その原因が「一時的な要因」によるものなのか、「設備的な要因」によるものなのかを見極めることが、適切な対策を講じる第一歩となります。監視カメラ遠隔監視装置は、この見極めと対策において、非常に強力なツールです。これらを活用することで、トラブルの早期発見、的確な対応、そして安定した発電収益の確保が可能になります。冬の寒さに負けず、遠隔監視装置と監視カメラ、発電分析サービスを味方につけて、太陽光発電所を最適な状態で運用し続けましょう。

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