Interview06

六人六色の仕事の流儀がある。

女性初の支社長から執行役員へ。
培った業務改善力と人材育成力で、
“個を活かす組織づくり”に挑む。

執行役員
FFPR推進本部長

松上 恵美 Emi Matsukami

美術科洋画コース 1986年4月新卒入社 ※本文は2018年11月取材時のものです。

FFPR推進本部の管理職として
一人ひとりがいきいきと働けるよう、
業務改革を推進中

FFPR推進本部は、与信から契約満了まで全国のリース契約に関する業務全般を担当する一方で、業務のシステム化や効率化を図ることによる業務部門の生産性向上をミッションとする組織です。私の役割はこのミッションに基づき、具体的な方針を策定・展開すること。すでにRPA※などの新技術の導入や、アウトソーシングの活用といった方針を打ち出し、今は働き方改革に着手しています。まずは自部門の社員一人ひとりの話を聞く「マラソン面談」を実施。それぞれの社員のポテンシャルを確かめるのが狙いです。また、業務部門は女性の比率が高く、家事や育児や介護など、時間的制約で、継続して働きたいという気持ちがあっても困難な場合もありますので、サテライトオフィスや在宅での執務の可能性を探っていきたいと思っています。個人の意欲、能力に応じて、さまざまなチャレンジの機会を与えたいと考えています。

  • ※RPA:ロボティック・プロセス・オートメーション。人工知能等のロボット技術を活用した業務自動化に向けた取り組み

キャリアの転機
女性社員初の支社長へ。
一歩一歩乗り越えて、今がある。

もともと地域限定勤務の業務職として広島営業所(現・中国支社)に新卒で配属。特にキャリア志向ではありませんでしたが、経験を重ねて業務領域を広げていくうちに、業務組織のマネジメントを任されるようになりました。そして2003年、女性社員初の支社長に就任。営業経験もないのに営業責任者ということで、はじめは社外からの風当たりの強さを感じることもありましたが、周りには必ず私に協力、支援してくれる仲間がいて、その存在が「私の能力では難しいだろう」と思った“壁”を乗り越える力になりました。その後は大阪、東京、名古屋で業務本部のセンター長、部門長に。ミッションを果たすたび、少しだけ成長した新しい自分を発見する――。この繰り返しによって今があると思っています。ポテンシャルを評価して機会を与えてくれるのが、当社の素晴らしい企業風土です。

My Success Story
現場主義で業務改善と
人材育成に取り組み、経験値を上げる

業務組織のマネジメントを通してさまざまな課題を発見するたびに、関係部署と連携・協力して改善を図ってきました。関西業務部時代には、「他の業務部門がどんな仕事をしているかわからない」という声を吸い上げ、複数の業務センターの組織長とともにメンバーを巻き込みながら各業務についての理解と業務プロセスの再認識を促しました。その結果、部門を超えたポジティブな構想が生まれ、メンバーそれぞれの行動と意識改革につなげることができました。また女性社員のキャリア形成を考える場の提供をはじめ、人材交流を通して視野を広げる、悩みを共有する場を持つ、といったことを目的に、「女性キャリアアップのための交流会」を自発的に企画・運営したことも貴重な経験でした。業務改善と人材育成の機会創出について実践的に関わったこの経験は、今のポジションでも役立っています。

私がこだわる仕事の流儀
ありのままの現実を受け入れ、
自分に何ができるか努力する

『置かれた場所で咲きなさい』という印象的なタイトルの本がありますが、私の生き方はまさにこれです。思いもよらない現実に直面しても、それを受容し、自分なりに花を咲かせようと努めてきました。私自身の歩みと照らし合わせて納得できる言葉です。もう一つ仕事で大切にしていることは、「感謝」の気持ちを忘れないこと。今の私があるのも上司や同僚をはじめ、たくさんの人の助言や支えがあったからです。ささいなことでも「ありがたい」と感じることができると、自分も誰かのためになりたいと自然に思えますし、その姿勢が自身の人生を豊かにしてくれます。お客様や取引先の方々に接する際のエネルギーにもなります。心身ともにタフであることも大切。若い頃はプレゼン力などの未熟さを自覚するたびに、そこを他の得意分野で埋めるべく、わかりやすい資料作成などに全力を注ぎました。

5年後の自分

メンバーの潜在能力を引き出し、
活躍の場を提供

メンバーと面談していると、ポテンシャルの高い人がたくさんいると実感します。中には自らの長所に気づかず、うまく自己表現ができない人も見受けられます。そんなメンバーたちの潜在能力を引き出し、輝ける機会を提供していきたいと思います。いきいきと働く社員が増えることは組織の強化をもたらし、会社の成長につながると信じているからです。私自身の5年後としては、未来を創造するポジティブ思考のマネージャーを育成、輩出していきたいですね。

私の充電タイム

高校時代に始めた油絵制作は生涯の趣味。展覧会を控えた冬場は時間をかけて100号(1620mm×1120mm)の大作に取り組みます。作品が毎年、美術館に展示されるのも励みになります。油絵に限らず創作活動はなんでも好きで、気がつけば洋裁、DIYと手先を動かしています。