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社会的責任への達成と経済価値創出の同時実現
リコーリースのCSRの考え方は、企業市民として社会性を配慮した企業活動によって社会的な責任を果たすことと、企業の経済的価値を創出していくことを同時に実現することを目標とし、社会から愛され、存続を望まれる企業を目指すというものです。
行動規範の理解と遵守へ、全社員教育
世界全体のリコーグループ企業は、企業行動原則「リコーグループCSR憲章」(活動領域:誠実な企業活動、環境との調和、人間尊重、社会との調和)を共有しています。これに基づいてコンプライアンスを含んだ「リコーグループ行動規範」を定めてあり、リコーグループとその構成員一人ひとりの日常の意識、行動まで浸透させ、体質化させる事を重視しています。一人ひとりが心掛けるべき行動、あるいは心構えを印刷した小冊子はすべての役員・社員・派遣スタッフに配布されています。
リコーリースではリコーグループCSR憲章(4本柱、次頁囲み記事ご参照)とグループ行動規範(15項目、下欄ご参照)について、「行動規範学習」として学習用ビデオを視聴するとともに、独自の教材を用いてすべての役員・社員・派遣スタッフに対して定期的継続的な教育を実施しています。
2006年度の実績は次の通りです。
・2006年度は全社員教育の実施を仕組みとして定着させることができました。
・全従業者への行動規範の2006年度浸透度調査の結果、職場環境などになお課題があることがわかりました。このため、2007年度では派遣スタッフを含む新入社員に対する早期のCSR教育を徹底させるとともに、課題として明らかになった事項を重点化して実施する事としています。
行動規範の浸透度調査
行動規範がビジネスをはじめとする社員の日常行動の中にどれだけ理解され、浸透しているかを確認する「行動規範浸透度調査」が、毎年、リコーグループ各社を対象に実施されています。15項目全ての行動規範についての「理解と遵守」を全社員に問い掛けるもので、2006年度は2005年度に比べ、リコーリースでは全項目にわたって大きな改善が見られました。例えば「お客様の立場に立った商品・サービスの提供ができているか」という問いに対して、「できていない」という回答率は3%でした。前年の20%に比べて17ポイントも改善されています。この他の項目についても、同様の傾向が見られます。しかしながら、「できていない」という回答がわずかでも存在することは、社員から見てもまだ完全ではないことを示しているわけで、さらにお客様の立場に立った継続的な取組みが必要です。
行動規範の遵守・誓約に毎年署名
行動規範を確実に守ってビジネスを進められるよう、すべての役員・社員・派遣スタッフは、その遵守を誓約する署名を、年に一度行なっています。
署名にあたっては、入社時に行なわれる「行動規範学習」の履修や「コンプライアンス・ホットラインの利用方法」の周知確認も同時に行なわれています。
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リコーグループCSR憲章
リコーグループは、社会全体から成長・発展を望まれる企業となり、経営のあらゆる側面から、グローバルな視点で「企業の社会に対する責任」(CSR:Corporate Social Responsibility)を果たすために、以下の原則に基づいて、各国の法令、国際ルールおよびその精神を理解し遵守するとともに、社会的識をもって行動する。
誠実な企業活動
- リコーグループの各企業は、品質・安全・情報セキュリティ・信頼性を確保し、環境への配慮および使いやすさを追求した、世の中に有用な商品・サービスを、開発し提供する。
- リコーグループの各企業は、公正、透明、自由な競争を行うとともに、政治、行政、市民及び団体とは、健全かつ正常な関係を維持する。
- リコーグループの各企業は、自社の情報およびお客様の情報の適正な管理と保護を徹底する
環境との調和
- リコーグループの各企業は、環境保全を地球市民としての責務として受け止め、自主的かつ積極的に取り組む。
- リコーグループの各企業は、環境に配慮した技術革新の推進と環境保全の継続的な活動に全員参加で取り組む。
人間尊重
- リコーグループの各企業は、リコーグループの企業活動にかかわるすべての人々の安全で働きやすい職場環境を確保するとともに、すべての社員の、自主性と創造性の発揮できる豊かな個性を尊重する。
- リコーグループの各企業は、関係するすべての人々の人権を尊重し、また社内における差別のない明るい職場づくりを目指す。
- リコーグループの各企業は、強制労働・児童労働を認めず、人権侵害に加担しない。
社会との調和
- リコーグループの各企業は、「良き企業市民」として、積極的に社会貢献活動を行なう。
- リコーグループの各企業は、国または地域の文化や習慣を尊重し、その発展に貢献する経営を行う。
- リコーグループの各企業は、広く社会とのコミュニケーションを行い、企業情報を積極的かつ適切・公正に開示する。
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リコーグループ行動規範
1.お客様の立場に立った商品の提供
- お客様の課題解決に取り組む。
- お客様の信頼獲得に努める。
- お客様の満足度向上をはかる。
2.自由な競争および公正な取引
- 自由な企業活動を相互に制限する話し合い、協定を行わない。
- 取引上の立場を利用しない。
- 不適切な表示や過大な景品・商品の提供を行わない。
3.インサイダー取引の禁止
- 第三者に口外しない。
- 私的利用を行わない。
4.企業秘密の管理
- 管理ルールを守る。
- 権限に従い開示を行う。
- 私的使用を行わない。
- 不正な手段によって取得しない。
5.接待、贈答などの制限
- 公的機関の職員(元職員を含む)に対し、接待、贈答を行わない。
- 一般的なビジネス慣習に従う。
6.公的機関との取引および政治献金の取り扱い
- 厳正な対応を行う。
- 不法な政治献金を行わない。
7.国際的な平和と安全のための厳正な輸出入管理
- 該非判定を行う。
- 輸出入取引の際は該非判定結果を確認する。
- 兵器関連への転用を防止する。
8.知的財産の保護と活用
- 速やかな届出を行う。
- 第三者の権利を尊重する。
- 開示・提供手続きを守る。
9.反社会的行為への関与の禁止
- 反社会的な活動や勢力との関係を一切持たない。
- 反社会的勢力からの不当な要求に妥協をしない。
- 反社会的勢力との取引を行わない。
10.会社の利益と対立するような個人の行為の禁止
- 会社に報告する。
- 事前に会社の許可を得る。
- 許可なく競合する業務活動を行わない。
11.会社資産の保護
- 適正に管理する。
- 不正使用しない。
12.地球環境の尊重
- 高い環境保全目標を設定し達成する。
- 技術革新を推進する。
- 環境と調和した事業運営を展開する。
- 環境に配慮した商品・サービスを提供する。
- 環境意識を向上し責任ある行動をとる。
- 環境社会貢献を行う。
13.基本的人権の尊重
- 一切の差別を排除する。
- 個人のプライバシーを保護する。
- 不当な労働を排除する。
14.社会貢献活動の実践
- 地域社会に寄与する社会貢献活動を実践する。
- 社会貢献活動を重んずる企業風土を醸成する。
15.社会との相互理解
- 世界の文化、慣習を尊重する。
- 積極的な情報の提供を行う。
- 正確な記録と報告を行う。
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