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リコーグループ ダイバーシティ推進フォーラム
リコーグループは、グループ内でのダイバーシティ(人財の多様性とその活用)に対する考え方を推進するため、2008年11月にダイバーシティ推進フォーラムをキックオフ。以来毎年2回ずつ各社交代でフォーラムを開催しています。2010年10月には、当社が幹事となって、第6回リコーグループ ダイバーシティ推進フォーラムを都内で開催。リコーグループ各社から100名が集まりました。
タイムマネジメント
この日のテーマは「タイムマネジメント」。
基調講演で、国際経営コンサルタントで作家の植山周一郎氏が「タイムマネジメント」をテーマに、ワークライフバランスを実現するための時間管理術を語りました。基本として仕事のon/offの時間管理を上手に進めること、時間を5倍に使って仕事をして、仕事以外の時間に人生を楽しむことを奨励。具体的には、1週間に1-2回は18時に会社を出て、自己研鑽のために学校などに行くこと、年間で20日間まとめて休暇を取る勇気を持つこと、妻の出産に立ち会うこと、子どもの入学式に出席すること、などを推奨しました。
しかしそれを可能にするためには、普段の態度が大切として、無遅刻、無欠勤はもちろん、仕事に備える準備も必要であると説きました。

趣味で仕事感覚アップ
そうしたことができるようになるためには、ビジネスマンとして、仕事だけの「I型」人間でなく、趣味という部分での横幅を持った「T型」人間になる必要がある。「T型」人間が結婚すれば夫婦でさらに幅が広がり、「H型」人間になるとして、まず趣味という横軸を作ろうと呼びかけました。幅広い趣味を持つことで知られていたソニー元会長の盛田昭夫さんが、“ウォークマン”を初めて聴いたときに話したという言葉を紹介。「優れたビジネスパーソンはインスピレーションを感じてビジネスに変えることができる」と、優れた広い感覚を持っていれば、仕事の幅も広げることができることを示唆しました。
こうした講演を受けて、4名の当社社員がパネルディスカッションで、それぞれの「タイムマネジメント」を披露。一日の時間の使い方を、時間表を示すなどして説明しました。営業部長男性Aさん(社会人歴21年目)は、営業活動の移動中に本を読んだり英語のテープを聴いたりして勉強しており、本は年間100冊読破が目標であることを宣言しました。営業担当男性Bさん(社会人歴9年目)も移動時間の有効活用で、ビジネス情報を得る時間にしていることを紹介しました。
新人の契約処理業務担当女性Cさん(社会人歴2年目)は、on/offの切り替えを通勤時間中に行えるよう、自宅を勤務先からある程度離れた場所におきました。熟練の業務担当主任女性Dさん(社会人歴19年目)は、子どもが2人いるため家事のやりくりの苦労が多いことを披露。夫の手を借りたり、夜中に起きて片付けものをしたりという形で時間の有効活用を図っているそうです。
「負の時間」は作らない
さらに時間をうまく使えているかのポイントをどこで見るかについては、次のように紹介されました。
Aさん=空いた時間があれば料理をします。料理をすることが好きで、自分の作った料理を食べて家族から笑顔をもらえると、仕事のストレスも解消してしまいます。
Bさん=リラックスできる時間があれば、時間がうまく使えていると思います。
Cさん=会社では笑顔で仕事を進めています。だから自宅では、リラックスしたいし、その時間を大切にしたいです。
Dさん=夫との家事の分担ができていることで、時間が有効に使えていると思います。自分がやり残した家事も、夫が黙って手伝ってくれたりして助けてくれています。
とは言え、時間管理もさらに改善してこその進歩です。改善したい点はないのでしょうか。
Aさん=睡眠時間を取りたいです。
Bさん=睡眠時間です。朝起きる時刻を早めたいです。
Cさん=もっと勉強したい気持ちがあるので、その時間を作りたいです。
Dさん=自分のための時間を持つようにしたいです。
それぞれの時間管理について、植山氏は、概ね良しとしながらも、4名への共通のコメントとして、「負の時間」は作らないようにと助言しました。それは、怒ったり、言い合いをしたり、嫉妬したり、というようなマイナスの気持ちを持たないように、ということでした。そのためにも、常に笑顔とユーモアを持って欲しいとも言い、その理由として次のように話しました。
「欧米人のスピーチはユーモアで始まります。聴衆や周囲の雰囲気を和らげる『アイスブレーカー』になれば、人がついてくるようになるし、『この人が言うのだから間違いない』という気持ちを、周囲の人に持たせることになる」。

成長での変化も「多様性」
「ダイバーシティ」について事務局の清見常務執行役員は、開会の挨拶のなかで「ダイバーシティという“多様な人財”を表す言葉は、単に一人ひとりの違いを表すだけでなく、自己成長を繰り返してその過程で1人の人がいくつもの面を持つことも含んでいる」と語り、多くの人の多様な成長が期待されるとしています。
最後に総括をした有川社長は、上海リコーで勤務したときの経験として、女性管理職が多く、女性の活躍が目覚しかったことや、外資系の世界的な衣料品小売業の日本の組織のトップが出産後半年間の育児休暇を予定していることなどを紹介。出席者にもそれぞれの立場で、ダイバーシティを推進して欲しいと呼びかけていました。
リコーグループは、こうした取り組みを通して、多様な人財の有効活用を図っています。

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