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資源の循環はリース終了物件の確実な回収から
環境への意識が高まるなか、リース会社に対しても環境への配慮が求められています。当社では、さまざまな環境法規にのっとり、リース終了物件を単なる廃棄物としてとらえることなく、また、不法投棄などによる環境汚染を発生させないためにも、確実な資源リサイクルに取り組んでいます。
リース終了物件の回収
当社では、リース期間が終了したリコー製品を回収し、リサイクルしています。2010年度はリース終了物件のうち99.4%をリユース・リサイクルしました。
そのうち、84.3%が「リユース(再使用)」として、リース契約の延長やお客様への売却が行われています。残りの15.7%はリコーのリサイクル工程にまわし、まだ使える部品を取り出して新しい製品に組み込んだり、原材料として「再資源化」したりしています。
リコー製品リース終了物件のリサイクル率(台数ベース)
注1=「廃却」とは、物件を回収し、リコーのリサイクル工程にまわして、部品や材料として再利用すること。 注2=「除却」とは、回収できなかった物件。
再資源化の取り組み(リコーグループ)
お客様のもとから回収されたリコー製品は全国の各拠点にあるグリーンセンターに運ばれます。グリーンセンターでは回収された製品を、機械の消耗度合いなどから、「再生品として活かせる機械」、「部品を取り出して再生できる機械」、「材料として原料に戻して再生する機械」に分類します。
仕分けされた製品のうち使用状態の良いものは、ローラーやゴム類などの消耗部品を交換して調整した後、「RC(リコンディショニング)機」として市場に再び提供されます。
廃棄物処理への取り組み(リコー製品以外)
回収した製品を確実にリサイクルするためには、廃棄物処理施設(業者)の選定が重要なポイントになります。
当社では、次の点を重視して、廃棄物処理施設を選定しています。
1. 廃棄物を適法・適正に処理していること。
不法投棄や横流し、不正な輸出などをしていないこと。
2. 受け入れ可能物の種類が多いこと。
分別後の排出を効率的にするため、可能な限り一カ所で多品種の処理ができること。
3. 解体処理についてできるだけ自己完結していること。
大まかに破砕して次の処理場にまわすのではなく、手解体をからめて、同じ場所で資源・パーツ単位に処理できること。
4. 従業員の働きやすい環境を確保していること。
従業員の健康管理や休憩の時間など、快適な労働環境の確保に力を入れ、産業廃棄物処理業に誇りを持って仕事をしていること。
以上のようなポイントについて、書類だけでなく必ず現地に行き直接現場を見て確認しています。現場で不自然な点があれば担当者に質問し、その場ですぐ答えられるか確認しています。
TOPICS
山間部の廃校舎を利用した処理施設
当社では、上記のような点を重視して廃棄物処理施設を選定しています。一例として、関西で主にパソコンのリサイクルを依頼している施設を紹介します。
パソコンリサイクルの秋野小学校
奈良県中央部の下市町に、廃校になった秋野小学校の校舎を利用したパソコンリサイクルの施設があります。株式会社ケーエヌアイ様が経営するこの施設では地元の高齢者を雇用し、回収したパソコンをパーツごとに徹底的に分解し、レアメタルなど有用な資源をリサイクルしています。有効資源のリサイクルと、限界集落での高齢者雇用に取り組む社会的な責任を果たす施設を選定したいと考えました。
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